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内視鏡検査がすすめられる症状

上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査(胃カメラ) の場合

主な症状

下記の症状は食道、胃、十二指腸の潰瘍や炎症と関連していることがありますので、検査をおすすめします。

●上腹部の痛み
●胃の不快感、胸焼け、のどまたは胸のつかえ感
●吐き気、嘔吐
●黒い便が出る

症状がない場合

症状がなくても、次のような方は、がんなどの疾患を見逃さないために検査をおすすめします。

●貧血を指摘されている
●体重が急に減った
●バリウムによる胃の検診で異常を指摘された

定期的な検査をおすすめする場合

潰瘍は再発することが多い疾患です。肝硬変は食道や胃に静脈瘤を合併し出血することがあります。がんは治ったと言われていても再発を見逃さないことが大切です。次のような方は定期的な検査をおすすめします。

●過去に胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある
●肝硬変と言われている
●食道がん、胃がんを治療したことがある

がんは早期発見が重要です。この他にもがんになった家族がおられる方、飲酒、喫煙習慣のある方も検査がすすめられます。

下部消化管(大腸)内視鏡検査(大腸カメラ)の場合

主な症状

大腸の腫瘍(がん、ポリープなど)や炎症と関連していることがありますので次のような方は検査をおすすめします。 出血は痔のせいだと思っていても一度確認しておくことが必要です。

●血便が出る
●便通の異常(便秘、下痢)
●腹痛、膨満感

症状がない場合

症状がなくても、がんなどの疾患を見逃さないために、次のような方は検査をおすすめします。

●貧血を指摘されている
●体重が急に減った
●バリウムによる胃の検診で異常を指摘された

定期的な検査をおすすめする場合

これらは再発することがあります。治ったと言われていても再発を見逃さないために次のような方は、定期的な検査をおすすめします。

●大腸がん、大腸ポリープを治療したことがある

がんは早期発見が重要です。この他にもがんになった家族がおられる方、飲酒、喫煙習慣のある方も検査がすすめられます。
一般的にがんの早期発見のためには40歳を過ぎたら定期的に検査を受けることがすすめられます。

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