診療科・部門

泌尿器科

診療時間

どちらかを選択してください

  • 紹介状を
    お持ちでない方
    一般外来
  • 紹介状を
    お持ちの方
    紹介外来

一般外来

泌尿器科
受付時間
午前
8:30〜11:30
【腎移植外来】
(小林 孝彰)
完全予約制
第4週のみ

▶▶▶︎ 横にスクロールできます ▶▶▶

※( )は非常勤医師です。

紹介外来

泌尿器科
受付時間
午前
8:30〜11:30
【腎移植外来】(小林 孝彰)
完全予約制
第4週のみ

▶▶▶︎ 横にスクロールできます ▶▶▶

※( )は非常勤医師です。

概要

腎臓、副腎、膀胱、尿管、前立腺、精巣・尿道および外陰部にかかわる病気を扱っています。

当院の泌尿器科は泌尿器科疾患の全般に対応していますが、特に腎がん、膀胱がん、前立腺がんなどの悪性腫瘍の治療に力を入れています。手術療法においては内視鏡手術、腹腔鏡手術や開腹手術など最も適すると思われる治療法を検討します。また、遠隔転移を伴う進行癌や再発癌に対しても手術療法、放射線治療、化学療法をはじめとした薬物療法をがんの種類や進行度に応じて組み合わせた集学的治療を行っております。

特色

腎がん・膀胱がん・前立腺がん治療に力を入れています。

当科には、日本がん治療認定機構のがん治療認定医が3名おり、治療にあたっています。また、泌尿器科専門医を含む5名の医師が常勤し、日本泌尿器科学会専門医教育施設にも認定されています。
合併症を持つ患者さまの手術にも積極的に取り組み、透析センターが併設されていることから、腎機能障害合併例にも対応が可能です。

主な対象疾患

  • 腎がん
  • 腎盂尿管がん
  • 膀胱がん
  • 前立腺がん
  • その他泌尿器腫瘍
  • 前立腺肥大症
  • 尿路結石症 など

※上記は一例です。

診療内容

当科のがん治療における特徴と主な実績

腎がん(腎細胞がん)

腎がんは初期に特徴的な症状はなく検診や他の病気の精密検査の際に偶然発見されるものが多い一方で、肺や、骨などの他臓器の転移性病変が先に見つかり結果的に腎がんが見つかることもあります。腎がんが進行すると血尿や腰背部痛、腹部のしこりなどが生じることがあります。気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。

治療
治療方法はがんの進行の程度や全身状態により検討します。手術療法としては腫瘍のある患側の腎を摘出する腎摘除術を行いますが、近年腎機能を温存する目的で腎部分切除術を行う症例も増えています。それぞれの症例に応じて腹腔鏡手術(後腹膜鏡手術)、開腹手術などの術式を検討して行います。
術後再発症例や遠隔転移を伴う進行性腎癌に対しては主に分子標的薬を用いた薬物療法を行います。

腎盂尿管がん

腎盂から尿管、膀胱、尿道の一部へとつながる尿路の内側は尿路上皮と呼ばれる粘膜でできています。この細胞から発生するがんを尿路上皮がんといい、腎盂・尿管がんのほとんどを占めます。腎実質の腎細胞から発生する腎がんとは異なるため区別されます。
最も多い症状は肉眼的血尿です。がんで尿管がふさがると、腎臓の中に尿がたまり腎盂が拡張した状態(水腎症)になります。特別な症状がなく検診で水腎症を指摘され精密検査の結果腎盂尿管がんが診断されることもあります。

治療
腎尿管全摘除術を行います。がんのある片側の腎臓、尿管、さらに膀胱壁の一部を含めた全ての上部尿路の摘出および膀胱部分切除を行います。病状に応じてリンパ節郭清も追加し、術前後に化学療法を行うことがあります。多くの症例を腹腔鏡手術(後腹膜鏡手術)の適応としております。
術後再発症例や遠隔転移を伴う進行がんに対しては主に化学療法を行います。数種類の抗がん剤を組み合わせて使用する多剤併用化学療法が標準的です。

膀胱がん

肉眼的血尿により発症することが多く、主に筋層非浸潤性膀胱がん、筋層浸潤性膀胱がんに大別されます。CT検査やMRI検査などの画像診断と合わせて経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を行い診断します。

治療
筋層非浸潤性膀胱がんの多くはTUR-BTにより治癒できます。中には放置すると転移を来したり浸潤がんに進展する危険度の高いハイリスク筋層非浸潤性膀胱がんとされる症例もあり、正確な深達度を評価したり残存する腫瘍の切除を目的にもう一度手術を行う(2nd TUR)こともあります。また膀胱内再発を来す頻度が高い特徴があり術後に抗がん剤やBCGの膀胱内注入療法を行うことがすすめられる症例もあります。
筋層浸潤性膀胱がんに対しては膀胱全摘除術を行います。膀胱を摘出すると尿路を再建する必要があります(尿路変向術)。回腸導管造設術や尿管皮膚ろう造設術が行われますが当科では術後の生活の質(QOL)を重視した自排尿型新膀胱造設術(代用膀胱造設術)に積極的に取り組んでおります。膀胱全摘は侵襲が大きい手術です。年齢や合併症の理由から膀胱全摘が困難な症例などに対しては化学療法と放射線療法を併せて膀胱温存する治療法も行ってはおりますがその適応は慎重に判断されます。
術後再発症例や遠隔転移を伴う進行がんに対しては主に化学療法を行います。数種類の抗がん剤を組み合わせて使用する多剤併用化学療法が標準的です。その他膀胱全摘除術の術前後に治療効果を高める目的で化学療法を行うこともあります(術前・術後補助化学療法)。

前立腺がん

早期のものは自覚症状がありません。前立腺がん検診などで前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA値が高いことで発見されます。進行すると排尿障害や血尿、骨転移に伴う痛みがでてくることがあります。診断のために前立腺生検を行いますが、当科では1泊入院で行っております。下半身麻酔をかけて前立腺から12か所程度組織を採取します。生検の結果前立腺がんと診断された場合はCT検査、MRI検査、骨シンチグラフィ検査などを行い病期診断を行い治療方針を検討します。

治療
主に手術療法、放射線療法、ホルモン療法に分けられます。転移を認めない限局がんの症例には根治を目的とした手術療法、もしくは放射線療法が適応となります。手術では開腹手術(恥骨後式前立腺全摘除術)を行っております。放射線療法では放射線治療医と連携し強度変調放射線治療(IMRT)を行っております。ホルモン療法は男性ホルモンを妨げる薬により前立腺がんの勢いを抑える治療です。多くの症例で治療は奏功しますが治療の経過で薬の効果が薄れてきて病勢が悪化し再燃することがあります。このようなものを去勢抵抗性前立腺がんといいます。去勢抵抗性前立腺がんに対しては新規ホルモン剤を用いたり化学療法を行い治療します。

その他泌尿器腫瘍

精巣腫瘍、陰茎がん、副腎腫瘍や後腹膜腫瘍の治療も行っております。これらに対しても手術療法や化学療法など適切に治療選択を行い実施しております。

前立腺肥大症

前立腺肥大症は良性の疾患です。頻尿や残尿感、尿の勢いが弱いなどの排尿障害が起こり、時に尿が詰まってでなくなってしまうこともあります(尿閉)。病状に応じて薬物療法を行いますが十分に症状が改善しないなどの場合、外科的治療として経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を行います。

尿路結石症

尿路(腎、尿管、膀胱、尿道)のいずれかに結石ができます。結石の位置によりその呼び方が変わります。症状としては腰背部の激しい痛みや肉眼的血尿を生じたり時には尿路閉塞による腎不全、尿路感染症の発症など来すことがあります。小さな結石は自然に排石されることが多いですが、排石されないものには外科的治療が必要となります。
当科では結石の性状に応じて体外衝撃波結石破砕術(ESWL)やホルミウムレーザーを用いた経尿道的尿路結石破砕術(TUL)、経皮的腎砕石術(PNL)を行っております。比較的大きな結石や従来アプローチが困難であった腎結石に対しても軟性尿管鏡を用いたf-TULを積極的に行っており良好な治療成績をおさめています。ESWLは原則的に1泊入院での治療としております。

医師紹介

  • 大雄会第一病院 名誉院長

    堀江 正宣

    大雄会第一病院 名誉院長

    堀江 正宣

    ● 卒業年
    1974年
    ● 主な専門領域
    泌尿器科学領域: 尿路性器がんの治療、代用膀胱、副甲状腺、副腎の手術など、腎臓病学領域: CAPDの治療、血漿交換など、DM腎症、創傷ケア(PAD)など、透析心のRIからの病態研究。
    現在は、CAPD排液中のmiRNA、miRNAマーカーが予後予測になるかの研究中。長期CAPD患者の排液マーカーのうち多くのmiRNAのうちmiR200c、miR21が関与している臨床基礎データを得ています。
    泌尿器科腫瘍に関しても、exosome中のmiRNAの抽出に工夫している最中です。
    ● 所属学会
    日本泌尿器科学会、日本透析医学会、日本循環器学会、日本内分泌外科学会、日本臨床移植学会、日本癌治療学会、日本泌尿器科内視鏡学会、日本医学教育学会
    ● 資格
    日本泌尿器科学会ボーディングメンバー・専門医・指導医、日本透析医学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    岐阜大学臨床教授
    医学博士
  • 大雄会第一病院 副院長 兼 第一医療安全対策課

    蓑島 謙一

    大雄会第一病院 副院長 兼 第一医療安全対策課

    蓑島 謙一

    ● 卒業年
    1990年
    ● 主な専門領域
    泌尿器科全般、透析医療全般
    ● 所属学会
    日本泌尿器科学会、日本透析医学会
    ● 資格
    日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    医学博士
  • 透析センター センター長 兼 泌尿器科診療部長

    山羽 正義

    透析センター センター長 兼 泌尿器科診療部長

    山羽 正義

    ● 卒業年
    1982年
    ● 主な専門領域
    泌尿器科全般、透析医療全般
    ● 所属学会
    日本泌尿器科学会、日本透析医学会、日本化学療法学会、日本泌尿器科内視鏡学会
    ● 資格
    日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本透析医学会専門医
    医学博士
  • 第一手術室診療部長

    高木 公暁

    第一手術室診療部長

    高木 公暁

    ● 卒業年
    2006年
    ● 主な専門領域
    泌尿器悪性腫瘍、泌尿器科全般
    ● 所属学会
    日本泌尿器科学会、日本癌治療学会、日本泌尿器内視鏡学会
    ● 資格
    日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、Robotic Observationship 研修終了(da Vinci)
  • 泌尿器科医師

    川瀬 紘太

    泌尿器科医師

    川瀬 紘太

    ● 卒業年
    2013年
    ● 主な専門領域
    泌尿器科
    ● 所属学会
    日本泌尿器科学会、日本泌尿器科内視鏡学会
    ● 資格
    Certificate of da Vinci System Training As a First Assistant

ページ
上部へ