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乳腺外科

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乳腺外科
受付時間
午前
8:30〜11:30
武鹿 良規
9:00-11:00
武鹿 良規
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武鹿 良規
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乳腺外科
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午前
8:30〜11:30
武鹿 良規
第3土曜日を除く

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※( )は非常勤医師です。

概要

早期発見、早期治療が重要です。

乳腺外科は乳腺の病気を中心に診断と治療を行っています。
乳房に関しての症状やお悩みをお持ちの方や、乳がん検診で精密検査が必要とされた方を対象に精密検査を行い、乳がんと診断された場合には、出来るだけ体にやさしく、かつ効果的な治療をお薦めしています。

特色

乳がん-検診での早期発見が重要

乳がんでは、検診での早期発見が非常に大切です。自覚症状で受診される方よりも、検診で要精査となり受診された方のほうが、乳房温存率は高くなっています。
また臨床病期分類においても、検診を受診された方のほうが、早期の乳がんの割合が高くなっています。
早期発見であれば、腋窩リンパ節の郭清を省略できる確率も高くなり、入院期間の短縮、合併症の発生率も減らすことができます。

乳腺外科のチーム医療

乳がんの初診時から入院、手術、化学療法、ホルモン療法と診断、治療の一連の流れのなかで、がん化学療法看護認定看護師、緩和ケア認定看護師らも初診時から関わり、情報を共有し、よりよい治療を目指すためにチーム医療を行っています。 遺伝性乳がんについては遺伝相談室を設けており、認定遺伝カウンセラーが対応を行っております。定期的に遺伝性疾患運用委員会を開催し、臨床遺伝専門医の指導のもと、消化器外科、 産婦人科医師とともに活動を行っています。

主な対象疾患

  • 乳腺炎
  • 乳腺症
  • 乳がん
  • 乳腺腫瘍
  • 葉状腫瘍
  • 線維腺腫
  • 女性化乳房症

※上記は一例です。

診療内容

乳がん検診

乳がん検診は、主に触診、マンモグラフィー、超音波検査で行っています。
異常が認められればMRI検査や細胞診、針生検による診断を追加しています。
また、乳がんと診断された場合にはPET検査を追加して、乳がんの転移の有無を確認しています。

MRI検査

造影剤を点滴しながら乳房の核磁気共鳴装置を使って断層写真をとります。被ばくはありません。大きな磁場の中に入りますので、ペースメーカーを使用されている方や、体内に金属が埋め込まれている方は場合により検査が受けられないことがあります。また造影剤によるアレルギー反応がでることがあり、造影剤によるアレルギーの既往のある場合や腎機能が低下している場合に造影剤が使用できないこともあります。

細胞診

腫瘍が認められた場合に、良性悪性を鑑別するために、超音波で腫瘍を確認しながら局所麻酔下に細い針を刺し、腫瘍の細胞を吸引して顕微鏡で専門医が診断し、1週間後に結果説明を行います。

針生検

細胞診よりはっきりとした組織診断をつけることができます。手技は細胞診断と同じですが、穿刺する針が少し太くなり、腫瘍の組織を一部打ち抜いて採取します。顕微鏡で専門医が診断し、1週間後に結果説明を行います。

乳腺良性疾患治療

線維腺腫、乳管内乳頭腫、葉状腫瘍、乳腺症などの良性疾患に対して、場合により摘出手術を行っています。腫瘍が小さいものは局所麻酔下で、大きいものは全身麻酔下で手術を行っています。日帰りもしくは 1泊入院での手術となります。

乳がん治療

組織検査(針生検)によって乳がんと診断された場合に治療を行っています。乳がんの治療は大きく2つに分けられます。まず1つは手術や放射線治療などの局所の治療です。もう1つは化学療法(抗がん剤)、ホルモン療法などの全身の治療です。
乳がんは組織診断によって様々なタイプに分類されており、それぞれに最適な治療がガイドライン(乳癌学会ガイドライン、ザンクトガレンのガイドライン、NCCNのガイドライン、ASCOのガイドラインなど)によって定められています。当院ではガイドラインに沿った治療を心がけていますが、それぞれの状況に応じて臨機応変な治療も行っています。(十分なインフォームドコンセント、治療チーム内での十分な検討を行ったうえで行います。)

手術療法①ー乳房部分切除術(乳房温存)と乳房全摘術

部分切除術の適応

腫瘍径が小さいこと、腫瘍が単発であることが条件となりますが、腫瘍のできる場所や患者さまの状態によっては部分切除ができないこともあります。逆に腫瘍が大きくても先に抗がん剤治療(術前化学療法)を行い、腫瘍を小さくしてから部分切除を行う場合もあります。
乳房切除術
乳房切除術
腫瘍の数
腫瘍の数
腫瘍の場所
腫瘍の場所

乳房全摘術の適応

腫瘍が大きい場合、がんが多発している場合に適応となります。

手術療法②ー腋窩センチネルリンパ節生検術と腋窩郭清術

腋窩センチネルリンパ節生検術の適応

腫瘍径が小さく術前に明らかな腋窩リンパ節転移が認められなかった場合に適応となります。

腋窩センチネルリンパ節生検術とは

乳がんは腋窩リンパ節に転移をおこしやすいがんです。以前は手術で腋窩のリンパ節を全部とってしまう腋窩リンパ郭清術を標準術式としていましたが、実際にリンパ節に転移がないことも多く、その場合腋窩郭清による合併症(上肢のリンパ浮腫、神経痛など)が問題になります。
そこで近年、がんから一番近い所にあるリンパ節(これをセンチネルリンパ節という)を調べて、そこに転移がなければ郭清を省略してもよいという研究結果が報告されたため当院でも導入しています。これにより、不要な腋窩郭清が省略でき、手術による合併症を減らすことができています。ただし、センチネルリンパ節に転移が認められた場合には従来通りの腋窩郭清術を追加しています。
腋窩郭清術について
腋窩郭清術について

放射線治療

部分切除術後に残った乳腺からの局所再発を減らすために放射線治療を行います。乳房全摘術後でも、リンパ節転移が多数認められた場合に放射線治療を行います。切除不能乳がんの場合も放射線治療を行うことがあります。転移巣(主に骨)による疼痛コントロールのために放射線治療を行うことがあります。

化学療法

化学療法は、手術前後に再発の予防のために行う場合(補助療法)と再発時に行う場合があります。
補助療法として行う場合は乳がんのタイプによって最適な抗がん剤の投与量、投与期間などはほぼ決まっており、ガイドラインに沿った治療を行っています。再発時にはできる限り腫瘍の進行を抑えるために、患者さまの状況に応じて最良と思われる治療方法を選択しています。
抗がん剤の投与は院内の化学療法委員会で承認された用法、用量で行われています。抗がん剤治療には副作用もあり、薬の種類によって副作用も異なるため、専門的な知識をもった医師、看護師、薬剤師によりチームを組んで治療に取り組んでいます。

ホルモン療法

組織検査によって、ホルモン療法に感受性があるタイプと診断された場合に行われます。閉経前、閉経後によって治療内容が変わります。閉経前では皮下注射(1〜3ヵ月に1回)と飲み薬の併用、閉経後では飲み薬のみとなります。投与期間は状況によって変わることもありますが約5年間となります。
副作用は抗がん剤と比べると少ないですが、更年期障害様の症状や、血栓症、子宮体がんのリスクが若干増加するといわれています。

遺伝性乳がんについて

●乳がんを発症した人の5%~10%に遺伝性乳がんの可能性が考えられます。
●遺伝性乳がんの多くが、BRCA1遺伝子もしくはBRCA2遺伝子に変異がみられています。  
●BRCA1遺伝子もしくはBRCA2遺伝子に変異がみられると乳がんだけでなく、卵巣がんも発症しやすくなります。
●BRCA1、BRCA2遺伝子変異は50%の確率で遺伝します。

遺伝性乳がんの情報を知ることで得られるメリット

 ●適切な検診を受けることで早期発見、早期治療に結びつきます。
 ●手術術式や化学療法を適切に受けられる可能性があります。

遺伝子変異によるがん発症率

 ●乳がん:BRCA1,BRCA2遺伝子変異を持つ女性で65~74%
 ●卵巣がん:BRCA1遺伝子変異を持つ女性で46%, BRCA2遺伝子変異を持つ女性で12~20%
当院では遺伝相談室を設けており、遺伝カウンセラーが対応させていただいております。
詳しくは、遺伝相談室のページをご覧ください。

お知らせ

当院では、医療の質の向上を目的として、患者さまの症例を登録して学術研究に役立てるデータベース事業に協力しています。

NCD(National Clinical Datebase)について

医師紹介

  • 乳腺外科診療部長 兼 外科診療部長 兼 救命救急センター外科部長

    武鹿 良規

    乳腺外科診療部長 兼 外科診療部長 兼 救命救急センター外科部長

    武鹿 良規

    ● 卒業年
    1994年
    ● 主な専門領域
    一般外科
    ● 所属学会
    日本外科学会、日本臨床外科学会、日本乳癌学会、日本家族性腫瘍学会、日本消化器外科学会、日本ヘルニア学会
    ● 資格
    日本外科学会専門医・認定医、検診マンモグラフィ読影認定医
  • 乳腺外科非常勤医師

    森 龍太郎

    乳腺外科非常勤医師

    森 龍太郎

    ● 卒業年
    2003年
    ● 主な専門領域
    乳腺外科
    ● 所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、日本乳癌学会、日本癌治療学会、日本癌学会、日本外科系連合学会
    ● 資格
    日本外科学会専門医、日本乳癌学会認定乳腺専門医、検診マンモグラフィ読影認定医
    医学博士

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