病院紹介

院長挨拶

この度、2022年4月1日付けで社会医療法人大雄会 総合大雄会病院 院長に就任いたしました、高田基志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。ここに謹んでご挨拶を申し上げます。

当院は、1924年にこの地に産声を上げ、地域の皆さまに支えられながらこれまで歩んで参りました。その歩みもまもなく100年の節目を迎えようとしております。しかし、これは通過点にすぎません。これまでの経験を活かし、次の100年のその先へ地域の皆さまに安心・安全をお届けできるよう一層の努力を重ねて参ります。大雄会は決して歩みを止めません。進化し続ける・・・これこそ大雄会を形作るアイデンティティに他なりません。

さて、少子高齢化の進展、人口減少に端を発する日本の医療を取り巻く状況の変化は風雲急を告げております。新型コロナウイルス感染症のパンデミックはこの変化をさらに10年進めたとも言われております。この荒れ狂う大海原での舵取りを、院長として託されたことに身の引き締まる思いを感じつつも、大いなるやりがいも感じております。地域の皆さまのニーズを鋭敏に捉え、迅速に対応すべく臆せず自ら変化し続けることをお約束いたします。

一方、当院だけでできることには限界があることも自覚しております。いみじくも新型コロナウイルス感染症への対応は、一つの医療機関でできることに限りがあることを白日の下にさらすこととなりました。その中で我々は、多くの医療機関が情報を共有し、限られた医療資源を有効活用することで、より大きな能力を効率的に発揮できることを経験いたしました。これを好機と捉え、「競争から協調へ」を旨として、地域の医療機関との連携を深めて参ります。また、その一つの手段としてITの活用を進めて参ります。当院では、「カルテコ」という患者さま自身が自分のカルテ情報をスマートフォンやパソコンで閲覧できる仕組み=パーソナルヘルスレコード(PHR)をすでに導入しております。この仕組みは、現時点では実現できていない電子カルテの共有化に対する次善の策として活用できると考えております。

私は、1999年に当法人に赴任して以来、一貫して皆さまが安心してこの地域で暮らし続けられるお手伝いができることを目指して参りました。麻酔科医として何ができるのかを自問自答する中で見いだした答えが「明日の笑顔のお手伝い」でした。病気をして辛いときに笑ってくださいとは言えません。しかし、いつかまたきっと笑える日が来る。そのお手伝いをすることで、安心して暮らせる地域作りに貢献できると考えております。また、この努力が結実したとき、地域の皆さまにお選びいただける病院、そして地域の皆さまにとってナンバーワンの病院になることができると信じております。

「笑顔をつなぐ」「命をつなぐ」「信頼をつなぐ」「安心をつなぐ」・・・我々はこれまで「つなぐ」をキーワードに活動して参りました。これからは、それを一歩進め「つむぐ」をキーワードに据えようと思います。「つむぐ」とは多くの繊維に縒りをかけて糸を作ることとあります。我々はこれまでつないできた笑顔・命・信頼・安心に縒りをかけ、より強固なものとし、未来へ受け継いで参ります。このつないでいく強い意志こそ「つむぐ」が意味するところであると考えます。

これまでの大雄会に多大なるご支援をいただきましたことを厚く御礼申し上げると同時に、これからの大雄会にどうぞご期待賜りますようお願い申し上げます。

総合大雄会病院院長

高田基志

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