診療内容
放射線治療
治療の対象はがん一般ですが、病気の程度、種類によって異なるため主科の医師から紹介を受けます。副作用の少ない場所や放射線の当て方の時は外来通院でも可能です。
■強度変調放射線治療(IMRT)での高精度な放射線治療
大雄会では、リニアックのバーションアップにより、さらに高精度な放射線治療に対応が可能となりました。
強度変調放射線治療(IMRT)とは
強度変調放射線治療は、外照射における治療技術の一つです。様々な方向から腫瘍に放射線を当てる際に、各方向からの放射線量を変化させることで、腫瘍の形が複雑な場合や腫瘍の近くに正常な臓器が隣接している場合でも、強度の放射線を腫瘍に照射することが可能になります。
■体幹部定位照射による肺がん・肝臓がん治療
肺がんや肝臓がんの小病変に対し、体幹部定位照射による治療を行います。
体幹部定位照射とは
体幹部定位照射とは、3次元的に多方向から放射線をあてる治療です。強度の放射線を、ピンポイントで腫瘍にに当てることができます。そのため、正常な細胞へのダメージを最小限にして治療を行うことができ、副作用を抑えることができます。
■ハイパーサーミア(がん温熱療法)
総合大雄会病院では2018年6月より、ハイパーサーミア(がん温熱治療)による治療を行っています。
ハイパーサーミアとは
高周波によりがん細胞を加温し、がん組織だけを死滅させる治療法で、副作用がほとんど無いので身体への負担が少なく済みます。加温による直接効果のほか、一般的ながんの治療である手術治療、抗がん剤を用いての化学療法、放射線治療と併用することで、がん治療の効果を高めます。
・ 詳しくは「ハイパーサーミア」のページをご覧ください
・ 詳しくは「ハイパーサーミア」のページをご覧ください
