診療科・部門

Q&A

Q.検査時の服装で気をつけることはありますか?

特にありませんが、着替えのしやすい服装が便利でおすすめです。検査時は、汚れ防止用の保護シートで体の大部分を覆いますので、汚れなどを気にする必要はありません。

Q.大腸の内視鏡検査は苦しい検査であると聞くことがありますが、実際はどうなのでしょうか?

大腸検査が苦しいと言われる点は、腸洗浄の下剤を飲まなくてはいけないことと、内視鏡を大腸の奥まで挿入することに関する負担があります。
当院では腸洗浄の下剤は液剤、錠剤から選択していただいたり、問題が生じた場合には個別対応することで配慮しています。
内視鏡挿入の苦痛については個人差が大きく、検査医による検査の進め方の違いや患者さまのそのときの体調などによっても違うと考えられています。

当院では挿入法、送気法、CO2送気など最新装置の導入といった工夫により負担を最小限に留めるよう努めていますが、内視鏡からの送気によってお腹が張ったり、腸の過長、手術後の癒着、肥満などの要因により挿入に時間がかかったり、痛みを感じることがあるのも事実です。
当院では看護師が検査に付き添い、常に患者さまの状態を確認し、異常や不安を感じたときも相談いただけるようにし、安心して検査を受けていただけるよう努めています。

Q.毎年会社の検診で、便のヘモグロビン検査で陽性となりますが、大腸カメラによる検査をうける必要があるでしょうか?

基本的には、大腸カメラによる検査を受けて頂く必要があると考えます。便潜血反応が陽性となり、その中でがんが見つかる割合は0.10~0.15%という報告もあります。また、がんはなくてもがんの元になるポリープ(腺腫)が見つかる方も多くいます。腺腫の段階で内視鏡的に病変を切除すればがん予防になるといわれています。
当院では、眠っている間に大腸の検査や治療を行う事が可能です。大腸カメラが以前つらかったり不安がある方は、担当医にご相談の上、ぜひ検査を受けて頂くことをお勧めします。

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