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乳腺外科

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概要・特色

乳腺外科では、乳がん検診乳腺良性疾患治療乳がん治療を行っています。

乳がん検診などによる早期発見により、当院での乳がん手術の乳房温存率は、80%(2011年)です。
(疾患の状態によりますので、すべての場合に適用できるとは限りません。) 

乳がん手術においては、近年乳がんから一番近い所にあるリンパ節(これをセンチネルリンパ節という)を調べて、そこに転移がなければリンパ節の切除を省略する「腋窩センチネルリンパ節生検術」を導入し、合併症を減らすよう努めています。

また、放射線科専門医による、放射線治療を行っています。

外科の手術実績は、「当院の実績」ページをご覧ください。
当院の実績

外科概要


対象疾患と診療内容

乳がん検診   乳腺良性疾患治療   乳がん治療   手術療法   放射線治療   化学療法   ホルモン療法

乳がん検診


乳がん検診は、主に触診マンモグラフィー超音波検査で行っています。
異常が認められればMRI検査細胞診針生検による診断を追加しています。

乳がん診断までの流れ

乳がんと診断された場合にはPET検査を追加して、乳がんの転移の有無を確認しています。


MRI検査細胞診針生検
造影剤を点滴しながら乳房の核磁気共鳴装置を使って断層写真をとります。被爆はありません。大きな磁場のなかに入りますので、ペースメーカーを使用されている方や、体内に金属が埋め込まれている方は場合により検査が受けられないことがあります。また造影剤によるアレルギー反応がでることがあり、造影剤によるアレルギーの既往のある場合、腎機能が低下している場合に造影剤が使用できないこともあります。腫瘍が認められた場合に、良性悪性を鑑別するために、超音波で腫瘍を確認しながら局所麻酔下に細い針を刺し、腫瘍の細胞を吸引して顕微鏡で専門医が診断し、1週間後に結果説明を行います細胞診よりはっきりとした組織診断をつけることができます。手技は細胞診断と同じですが、穿刺する針が少し太くなり、腫瘍の組織を一部打ち抜いて採取します。顕微鏡で専門医が診断し、1週間後に結果説明を行います。



乳腺良性疾患治療


線維腺腫乳管内乳頭腫葉状腫瘍乳腺症などの良性疾患に対して、場合により摘出手術を行っています。腫瘍が小さいものは局所麻酔下で、大きいものは全身麻酔下で手術を行っています。
日帰りもしくは1泊入院での手術となります。


乳がん治療


組織検査(針生検)によって乳がんと診断された場合に治療を行っております。
乳癌の治療は大きく2つに分けられます。
まず1つは手術や放射線治療などの局所の治療です。
もう1つは化学療法(抗がん剤)、ホルモン療法などの全身の治療です。

乳がんは組織診断によって様々なタイプに分類されており、それぞれに最適な治療がガイドライン(乳癌学会ガイドライン、ザンクトガレンのガイドライン、NCCNのガイドライン、ASCOのガイドラインなど)によって定められております。当院ではガイドラインに沿った治療を心がけておりますが、それぞれの状況に応じて臨機応変な治療も行っております。
(十分なインフォームドコンセント、治療チーム内での十分な検討を行ったうえで行います。)


 手術療法

 乳房部分切除術(乳房温存)と乳房全摘術

 部分切除術の適応
腫瘍径が小さいこと、腫瘍が単発であることが条件となりますが、腫瘍のできる場所や患者さまの状態によっては部分切除ができないこともあります。逆に腫瘍が大きくても先に抗がん剤治療(術前化学療法)を行い、腫瘍を小さくしてから部分切除を行う場合もあります。
当院での乳房温存率は、乳がん検診などによる早期発見により、約8割(2011年)となっています。

乳房部分切除の適応

腫瘍の大きさ 腫瘍の数 腫瘍の場所

 乳房全摘術の適応
腫瘍が大きい場合、がんが多発している場合に適応となります。


 腋窩センチネルリンパ節生検術と腋窩郭清術


 腋窩センチネルリンパ節生検術の適応
腫瘍径が小さく術前に明らかな腋窩リンパ節転移が認められなかった場合に適応となります。

 腋窩センチネルリンパ節生検術とは
乳がんは腋窩リンパ節に転移をおこしやすいがんです。以前は手術で腋窩のリンパ節を全部とってしまう腋窩リンパ郭清術を標準術式としていましたが、実際にリンパ節に転移がないことも多く、その場合腋窩郭清による合併症(上肢のリンパ浮腫、神経痛など)が問題になります。

そこで近年、がんから一番近い所にあるリンパ節(これをセンチネルリンパ節という)を調べて、そこに転移がなければ郭清を省略してもよいという研究結果が報告されたため当院でも導入しています。これにより、不要な腋窩郭清が省略でき、手術による合併症を減らすことができています。
ただし、センチネルリンパ節に転移が認められた場合には従来通りの腋窩郭清術を追加しています。

腋窩郭清術




 放射線治療

部分切除術後に残った乳腺からの局所再発を減らすために放射線治療を行います。
乳房全摘術後でも、リンパ節転移が多数認められた場合に放射線治療を行います。
切除不能乳癌の場合も放射線治療を行うことがあります。
転移巣(主に骨)による疼痛コントロールのために放射線治療を行うことがあります。

 化学療法

化学療法は、手術前後に再発の予防のために行う場合(補助療法)と再発時に行う場合があります。

補助療法として行う場合は乳がんのタイプによって最適な抗がん剤の投与量、投与期間などはほぼ決まっており、ガイドラインに沿った治療を行っています。

再発時にはできる限り腫瘍の進行を抑えるために、患者さまの状況に応じて最良と思われる治療方法を選択しています。

抗癌剤の投与は院内の化学療法委員会で承認された用法、用量で行われています。抗がん剤治療には副作用もあり、薬の種類によって副作用も異なるため、専門的な知識をもった医師、看護士、薬剤師によりチームを組んで治療に取り組んでいます。

 ホルモン療法

組織検査によって、ホルモン療法に感受性があるタイプと診断された場合に行われます。閉経前、閉経後によって治療内容が変わります。閉経前では皮下注射(1月〜3月に1回)と飲み薬の併用、閉経後では飲み薬のみとなります。投与期間は状況によって変わることもありますが約5年間となります。

副作用は抗がん剤と比べると少ないですが、更年期障害様の症状や、血栓症、子宮体がんのリスクが若干増加するといわれています。

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医師のご紹介

武鹿 良規 画像
乳腺外科診療部長

外科診療部長

救命救急センター
外科部長

武鹿 良規

卒業年 1994年
主な専門領域 一般外科
所属学会/資格 日本外科学会
日本臨床外科学会
日本乳癌学会
日本家族性腫瘍学会
日本消化器外科学会
日本ヘルニア学会

日本外科学会専門医・認定医
検診マンモグラフィ読影認定医

森 龍太郎 画像
乳腺外科非常勤医師
森 龍太郎

卒業年 2003年
主な専門領域 乳腺外科
所属学会/資格 日本外科学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会
日本乳癌学会
日本癌治療学会
日本癌学会
日本外科系連合学会

日本外科学会専門医
日本乳癌学会認定乳腺専門医
検診マンモグラフィ読影認定医

医学博士
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乳腺外科は以下の施設で診療を行っております。

関連施設イメージ
名称 大雄会クリニック
所在地 〒491-8551
一宮市大江一丁目3番2号
Tel 0586-72-1211
受付時間 外来担当医表をご覧ください。
休診日 日曜日 祝日
12月31日〜1月3日
4月3日(開院記念日)
関連施設イメージ
名称 総合大雄会病院
所在地 〒491-8551
一宮市桜一丁目9番9号
Tel 0586-72-1211(代)
受付時間 外来担当医表をご覧ください。
休診日 日曜 祝日
12月31日〜1月3日
4月3日(開院記念日)

お知らせ

National Clinical Databaseロゴ日本外科学会からのお知らせ

患者さんへ
学術研究へご協力のお願い



NCDを基盤とした保険請求データ(DPC・レセプトデータ)の収集と研究利用について


多くの関連する臨床学会が連携して2010年に立ち上げました一般社団法人National Clinical Database (以下、NCD)では、我が国の医療の現状を把握するため、日本で行われている手術やインターベンション、剖検などの情報を登録するデータベース事業を行って参りました。これまでNCDでは、集められた手術成績などのデータを用いて、関連学会主導のもと、日本の医療の質を評価し、そのレベルの高さを世界に示して参りました。

一方、日本の医療を取り巻く環境は変化を続けています。経済、高齢化などに影響を受け、高額な医療資源の利用や地域医療における資源配分など、現場の臨床に影響を与えうる社会的な課題が多くあります。この度NCDでは、このような課題に対応すべく、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けた「医療の質向上を目的とした臨床データベースの共通プラットフォームの構築」研究班(研究代表者 宮田裕章)の委託のもと、保険請求データの収集を開始致します。従来より登録されている臨床的な情報に、保険請求情報に含まれる薬剤や医療機器などの使用情報などを追加し、医療の質や資源の利用実態を評価できる基盤を構築することが目的で、NCDに参加する医療機関を受診されたすべての患者さんが対象となります。

日本の医療の質のますますの向上、そして患者さんへ最善の医療を提供し続けるための臨床現場の取り組みを、引き続き全力で支援して参りたいと存じます。何卒ご理解を頂き、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。



一般社団法人 National Clinical Database 代表理事
岩中 督




1.本研究への参加について
NCD本体事業同様、研究への参加は、患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否して頂くことができます。なお、登録を拒否されたことで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

2.登録される情報の内容
本研究では、NCD本体事業で登録される日常の診療で行われた検査や治療の契機となった診断、手術などの各種治療やその方法などの情報に加え、氏名や住所などの情報を含まない保険請求に関わる情報を収集致します。この情報には治療に使用された薬剤や医療機器の情報などが含まれ、暗号化された状態で暗号化通信を用いてNCDへ提供されます。これらの情報はそれ自体で患者さん個人を特定することはできないものですが、登録される情報と同様に、厳重に管理致します。情報の取り扱いや管理にあたっては、関連する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」など)を遵守致します。登録されたご自身のデータをご覧になりたい場合は、受診された施設にお問い合わせ下さい。

3.収集される情報の使われ方
収集された情報はNCD本体事業で登録された情報と連携して、参加施設の治療成績向上や参加施設ならびに各種臨床領域へのフィードバックに用いられます。また、医療資源の利用実態の把握や評価などの研究に用いられます。どちらの場合にも集計・分析をされた統計情報としてのみ報告され、患者さん個人を特定可能な形でデータが公表されることは一切ありません。NCD本体事業同様、情報の公開に当たってはNCD内の委員会、関連学会などで十分に話し合いを行い、承認を受けた情報のみが公開されます。

お問い合わせについては、受診された医療施設・診療科スタッフまたはNCD事務局までご連絡下さい。

・ 「学術研究へご協力のお願い」文書(PDF)




ロゴ
National Clinical Database 事務局
URL:http://www.ncd.or.jp/
(お問い合わせはホームページ内のフォームからお願い致します。)






 



患者さんへ
専門医制度と連携したデータベース事業について


病院医療の崩壊や医師の偏在が叫ばれ、多くの学会や団体が医療再建に向けて新たな提言を行っていますが、どのような場所でどのような医療が行われているかが把握されていない状況では、患者さん目線の良質な医療は提供できません。そこで日本では、関連する多くの臨床学会が連携し、わが国の医療の現状を把握するため、『一般社団法人National Clinical Database』(以下、NCD)を立ち上げ、データベース事業を開始することになりました。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを支援することが可能となります。何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


一般社団法人National Clinical Database 代表理事
里見 進


1.本事業への参加について
病院医療の崩壊や医師の偏在が叫ばれ、多くの学会や団体が医療再建に向けて新たな提言を行っていますが、どのような場所でどのような医療が行われているかが把握されていない状況では、患者さん目線の良質な医療は提供できません。そこで日本では、関連する多くの臨床学会が連携し、わが国の医療の現状を把握するため、『一般社団法人National Clinical Database』(以下、NCD)を立ち上げ、データベース事業を開始することになりました。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを支援することが可能となります。何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2.データ登録の目的
患者さんに向けたより良い医療を提供する上では、医療の現状を把握することは重要です。NCDでは、体系的に登録された情報に基づいて、医療の質改善に向けた検討を継続的に行います。NCD参加施設は、日本全国の標準的成績と対比をする中で自施設の特徴と課題を把握し、それぞれが改善に向けた取り組みを行います。国内外の多くの事例では、このような臨床現場主導の改善活動を支援することにより、質の向上に大きな成果を上げています。

3.登録される情報の内容
登録される情報は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその方法等となります。これらの情報は、それ自体体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。登録されたご自身のデータをご覧になりたい場合は、受診された診療科にお問い合わせ下さい。

4.登録される情報の使われ方
登録される情報は、参加施設の治療成績向上ならびに皆さまの健康の向上に役立てるために、参加施設ならびに各種臨床領域にフィードバックされます。この際に用いられる情報は集計・分析後の統計情報のみとなりますので、患者さん個人を特定可能な形で、NCD がデータを公表することは一切ありません。情報の公開にあたっても、NCD内の委員会で十分議論し、そこで承認を受けた情報のみが公開の対象となります。
お問い合わせについては受診された診療科またはNCD 事務局までご連絡下さい。


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