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2018年09月12日

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南海トラフ地震に備えた防災訓練を実施しました

9月8日(土)、総合大雄会病院と大雄会第一病院において南海トラフ地震に備えた防災訓練を実施しました。

愛知県災害拠点病院(地域中核災害医療センター)である総合大雄会病院では、大震災を想定して、多数の傷病者のトリアージと入院判断、入院患者さまの移動、被災患者さまの受入などに関する訓練を行いました。

訓練では、災害時に病院が果たすべき機能・役割を実施できるよう、災害対策本部を中心とした判断と指示、調整、安全の確保、情報伝達、評価といった項目に重点をおきました。

混乱した状況の中でいかに多くの方を救うかという点において、病院内ではライフライン、医療機器、薬剤等の資源の被災状況確認・活用判断が重要となるほか、外部との連携では衛星電話やインターネットを利用し、病院の受け入れ可能状況を連絡する方法の確認も行われました。

また、大雄会第一病院は今回初めて特定医療法人泰玄会様と合同で透析患者さまのトリアージ、受け入れ訓練を行いました。災害時は、透析施設が限られ、透析難民が出ることが問題とされており、医療機関の連携が課題となっています。地域内でよりスムーズな受入体制をとるためのシミュレーション訓練を行いました。

この地域では、このような病院間の防災連携訓練は初めてであり、お互いの病院でさまざまな気づきがあり、今後に活かせる訓練となりました。

大雄会では、地域のために今後もこうした防災活動に取り組んでまいります。

 

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