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2021年12月14日

お知らせ

総合大雄会病院・初期臨床研修医の末次祐介医師が第13回日本Acute Care Surgery学会学術集会で最優秀賞を受賞しました

11月26日-27日長崎で行われた第13回日本Acute Care Surgery 学会学術集会で当院の指導医1名、上級医1名、初期臨床研修医2名がポスター発表し、1年目の末次祐介医師が研修医セッションで優秀賞を頂きました。
末次祐介医師の発表内容は以下の通りです。

【演題名】
「急激に発症した両下肢の痺れで受診し、後日バレット食道癌の胸椎転移による脊髄圧迫症候群と診断した一例」

バレット食道癌の胸椎転移による脊髄圧迫症候群*1に外科的治療を施行したOncologic emergency*2の一例を報告させていただきました。
今年7月に京都の消化器外科学会に参加したことで刺激を受け、今回この発表をする機会をいただきました。私自身初めての学会発表でしたが、指導医の先生方による親身なサポートのおかげでこのような過分な賞をいただくことができました。

この経験を糧にして、今後も機会があれば積極的に学会発表等取り組んでいきたいと思います。

*1.脊髄圧迫症候群:周囲の病変に圧迫されることにより脊髄の神経伝導が妨げられるために起こる症候群。
*2.Oncologic emergency:悪性腫瘍のために緊急な対応が必要となる症状の総称。


直接ご指導くださった加藤医師(左)と馬庭医師(右)

総合大雄会病院より参加した医師の発表内容は以下の通りです。
・甲村稔医師[外傷救急外科(Acute Care Surgery)診療部長]
「Segmentalarterialmediolysis(SAM)が原因と考えられた仮性動脈瘤破裂に対し、 経カテーテル的動脈塞栓術を施行した2例」

・馬庭幸詩医師[外傷救急外科(Acute Care Surgery)医師]
「REBOA併用下でDamage Control IVRを行い救命した正中弓状靭帯圧迫症候群による 膵十二指腸動脈瘤破裂の一例」

・本南研人医師(初期臨床研修医)
「IIIb型肝損傷に対しREBOA使用下でdamage control surgeryを行い救命した一例 」

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