麻酔科 募集要項
募集要項
募集背景 | 手術麻酔および集中治療領域の診療体制強化のため |
募集人数 | 2~3名 |
求める人物像 | 麻酔の専門医を取得(若しくは取得見込み)であり、サブスペシャリティーとして集中治療専門医の取得をお考えの方。 あるいは当院の強みである区域麻酔について研鑽を積みたい方(1年を目安とした区域麻酔集中研修可能;1枠/年)。 |
業務概要
麻酔術前診察、手術麻酔、集中治療管理
当院は尾張地域の中核病院として年間2000件超の麻酔科依頼症例をこなしています。
術前から術後まで周術期全体の全身管理を担当し、その多くは区域麻酔を併用しており、超音波ガイドでの神経ブロックの研鑽に至適の環境です。
勤務時間は8:30~17:15(休憩込み)で、月曜から金曜までの週5日勤務が基本ですが、週4日、週3日でも可能です。
当直業務は1-2回/月、主として集中治療室の当直業務として行っており、緊急手術麻酔に対しては待機制度を採用しています(1~2回/週程度)。※希望があれば救命センター当直も可能です。当直/待機は土日祝日も含んだ数です。
学会は発表者・座長であれば回数無制限、発表を伴わない参加であれば2回/年まで旅費が補助されます。
専門医資格のほか、各種資格取得に対する補助も充実しています(ほぼ公費負担)。
医局
当院麻酔科は岐阜大学麻酔科医局を起源としていますが、専門医取得済みの方は医局への帰属は任意です。
専攻医の方はプログラムの関係上、岐阜大学か愛知医科大学への入局をお勧めしています。
術前から術後まで周術期全体の全身管理を担当し、その多くは区域麻酔を併用しており、超音波ガイドでの神経ブロックの研鑽に至適の環境です。
勤務時間は8:30~17:15(休憩込み)で、月曜から金曜までの週5日勤務が基本ですが、週4日、週3日でも可能です。
当直業務は1-2回/月、主として集中治療室の当直業務として行っており、緊急手術麻酔に対しては待機制度を採用しています(1~2回/週程度)。※希望があれば救命センター当直も可能です。当直/待機は土日祝日も含んだ数です。
学会は発表者・座長であれば回数無制限、発表を伴わない参加であれば2回/年まで旅費が補助されます。
専門医資格のほか、各種資格取得に対する補助も充実しています(ほぼ公費負担)。
医局
当院麻酔科は岐阜大学麻酔科医局を起源としていますが、専門医取得済みの方は医局への帰属は任意です。
専攻医の方はプログラムの関係上、岐阜大学か愛知医科大学への入局をお勧めしています。
諸条件
勤務時間 |
※所定時間外労働:あり |
勤務日 | 週40時間を基本とした1ヶ月単位の変形労働時間制 |
休日 | 日曜・祝祭日・他1日 |
休暇 | 有給休暇:当院規定に準ずる。但し、初年度は入職日に応じ当院規定に準じた日数 年末年始休暇:4日間(12/31~翌1/3) |
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麻酔科の特徴
手術麻酔と集中治療のシームレスな研修
当院のICUは救急科と麻酔科が連携して管理しています。
麻酔の技量には自信がついてきたけれども、ICUについてはこれから勉強したい、ICU管理ができるようになりたい、集中治療専門医を取得したい、という先生方にはぴったりの環境です。麻酔科スタッフとして存在感と自己肯定感を高めながら、より身近にICUの研鑽を積むことができます。
集中治療領域はまだしばらく人員不足が続く予想でありながら、社会的需要も高く、専門医取得が次のキャリアアップへの重要なステップとなることは間違いありません。
麻酔の技量には自信がついてきたけれども、ICUについてはこれから勉強したい、ICU管理ができるようになりたい、集中治療専門医を取得したい、という先生方にはぴったりの環境です。麻酔科スタッフとして存在感と自己肯定感を高めながら、より身近にICUの研鑽を積むことができます。
集中治療領域はまだしばらく人員不足が続く予想でありながら、社会的需要も高く、専門医取得が次のキャリアアップへの重要なステップとなることは間違いありません。
毎日がハンズオンレベルの区域麻酔
区域麻酔は今後も発展しながら、麻酔科医の主たるスキルとして必要不可欠になっていくでしょう。一方で区域麻酔のスキルは、ともすれば座学+我流になりがちです。当院では過半数の麻酔科管理症例で区域麻酔を行っておりますが、指導力に定評のあるインストラクター*の下で系統立てて各種神経ブロックの腕を磨いています。特に区域麻酔に特化して当院での研鑽をご希望の方には、1年間みっちりとスキルアップを目指していただく優先枠を特別に設定させていただきます。学会やセミナーで年に数回程度しか見ることのできない匠の技を、毎日間近で見たり、マンツーマンで指導を受けたりすることができるのは、当院のアピールポイントです。
*区域麻酔インストラクター
酒井規広:日本区域麻酔学会指導医・認定医・J-RACE・学会認定公認インストラクター、欧州区域麻酔学会専門医(European Diploma in Regional anaesthesia and Acute pain management; EDRA)
・ 酒井規広, 症例検討PENGブロック. LiSAコレクション レベルアップ超音波ガイド下末梢神経ブロック P 95-101 メディカルサイエンスインターナショナル, 2021
・ 酒井規広, 症例検討TKAに対する最新のブロック法. LiSAコレクション レベルアップ超音波ガイド下末梢神経ブロック P 113-120 メディカルサイエンスインターナショナル, 2021
・ 酒井規広, ターニケット関連痛と腕神経叢ブロック. こだわる!神経ブロック上肢 P70-75 中外医学社, 2023
・ 酒井規広, 外傷患者への腕神経叢ブロック. こだわる!神経ブロック上肢 P 99-103 中外医学社, 2023
・ 酒井規広, 腕神経叢ブロック単独の上肢手術. こだわる!神経ブロック上肢 P 105-107 中外医学社, 2023
・ 酒井規広.鎖骨下腕神経叢ブロックがうまくいかない. LiSA 2024: 31: 329-332
・ 酒井規広, 津久井亮太. iPACK ブロック. こだわる!神経ブロック下肢 P68-73, 中外医学社, 2024
・ 酒井規広. 人工膝関節置換術(TKA) 麻酔科の立場から. こだわる!神経ブロック下肢 P121-126, 中外医学社, 2024
・ 酒井規広. 股関節周囲神経群(PENG)ブロック. 臨床区域麻酔科学書 P222-230, 中山書店, 2025
・ ほか、国内外で論文、インストラクション多数
*区域麻酔インストラクター
酒井規広:日本区域麻酔学会指導医・認定医・J-RACE・学会認定公認インストラクター、欧州区域麻酔学会専門医(European Diploma in Regional anaesthesia and Acute pain management; EDRA)
・ 酒井規広, 症例検討PENGブロック. LiSAコレクション レベルアップ超音波ガイド下末梢神経ブロック P 95-101 メディカルサイエンスインターナショナル, 2021
・ 酒井規広, 症例検討TKAに対する最新のブロック法. LiSAコレクション レベルアップ超音波ガイド下末梢神経ブロック P 113-120 メディカルサイエンスインターナショナル, 2021
・ 酒井規広, ターニケット関連痛と腕神経叢ブロック. こだわる!神経ブロック上肢 P70-75 中外医学社, 2023
・ 酒井規広, 外傷患者への腕神経叢ブロック. こだわる!神経ブロック上肢 P 99-103 中外医学社, 2023
・ 酒井規広, 腕神経叢ブロック単独の上肢手術. こだわる!神経ブロック上肢 P 105-107 中外医学社, 2023
・ 酒井規広.鎖骨下腕神経叢ブロックがうまくいかない. LiSA 2024: 31: 329-332
・ 酒井規広, 津久井亮太. iPACK ブロック. こだわる!神経ブロック下肢 P68-73, 中外医学社, 2024
・ 酒井規広. 人工膝関節置換術(TKA) 麻酔科の立場から. こだわる!神経ブロック下肢 P121-126, 中外医学社, 2024
・ 酒井規広. 股関節周囲神経群(PENG)ブロック. 臨床区域麻酔科学書 P222-230, 中山書店, 2025
・ ほか、国内外で論文、インストラクション多数
幅広い管理症例
当院の手術はダヴィンチを用いた各科手術、人工心肺を用いた心臓血管手術、小児や超高齢者手術まで幅広い症例を管理しております。
集中治療においても救外搬送患者、内科重症患者、術後重症患者まで多様な症例を受け入れており、個人の経験ではなくガイドラインや指針を順守した管理を行っています。
スキルアップや臨床研究に必要な症例には事欠かないと思われます。
集中治療においても救外搬送患者、内科重症患者、術後重症患者まで多様な症例を受け入れており、個人の経験ではなくガイドラインや指針を順守した管理を行っています。
スキルアップや臨床研究に必要な症例には事欠かないと思われます。
診療体制
常勤 | 9名 |
常勤出身大学 | 岐阜大学、高知大学、名古屋市立大学、日本大学 |
常勤年齢構成 | 30代 2名/40代 4名/50代 2名/70代 1名 |
非常勤 | 3名 |
医師体制
総合大雄会病院院長:高田 基志(卒年1992年)
診療部長:道野 朋洋(卒年1995年)
診療部長:酢谷 朋子(卒年2002年)
医長:垂石 智重子(卒年2004年)
医長:酒井 規広(卒年2004年)
医師:上松 友希(卒年2006年)
医師:関 絢(卒年2016年)
医師:鈴木 真志(卒年2020年)
顧問:鈴木 照(卒年1979年)
診療部長:道野 朋洋(卒年1995年)
診療部長:酢谷 朋子(卒年2002年)
医長:垂石 智重子(卒年2004年)
医長:酒井 規広(卒年2004年)
医師:上松 友希(卒年2006年)
医師:関 絢(卒年2016年)
医師:鈴木 真志(卒年2020年)
顧問:鈴木 照(卒年1979年)
専門医・指導医
日本麻酔科学会専門医 8名
日本集中治療医学会専門医 5名
日本区域麻酔学会指導医 1名
日本集中治療医学会専門医 5名
日本区域麻酔学会指導医 1名
設備・機器
手術室8室(+血管撮影室など)、ICU8床
学会認定
日本麻酔科学会麻酔科認定病院、日本集中治療医学会専門医研修認定施設
実際の働き方
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
AM | 麻酔管理/ カンファ |
麻酔管理/ ICU管理 |
術前診察 | 麻酔管理/ ICU管理 |
麻酔管理/ ICU管理 |
休み | 休み |
PM | 麻酔管理/ ICU管理 |
麻酔管理/ ICU管理 |
術前診察 | 麻酔管理/ ICU管理 |
麻酔管理/ ICU管理 |
休み | 休み |
※上記は勤務例です。
◆ カンファレンス日程:毎月第2月曜日
実績
麻酔法分類 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
全身麻酔(吸入) | 461 | 392 | 376 | 521 |
全身麻酔(TIVA) | 312 | 323 | 422 | 376 |
全身麻酔(吸入)+硬・脊、伝麻 | 493 | 482 | 395 | 428 |
全身麻酔(TIVA)+硬・脊、伝麻 | 581 | 685 | 789 | 694 |
脊髄くも膜下麻酔硬膜外麻酔併用麻酔 | 117 | 111 | 97 | 141 |
硬膜外麻酔 | 0 | 2 | 0 | 1 |
脊髄くも膜下麻酔 | 126 | 56 | 49 | 45 |
伝達麻酔 | 19 | 6 | 6 | 11 |
その他 | 0 | 0 | 1 | 1 |
計 | 2109 | 2057 | 2135 | 2218 |
手術部位分類 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
開頭 | 95 | 85 | 86 | 92 |
開胸 | 43 | 82 | 81 | 124 |
心臓・大血管 | 37 | 39 | 51 | 50 |
開胸+開腹 | 0 | 0 | 2 | 4 |
開腹(徐:帝王切開) | 637 | 580 | 621 | 634 |
帝王切開 | 135 | 141 | 116 | 160 |
頭頚部・咽頭部 | 254 | 245 | 327 | 311 |
胸壁・腹壁・会陰 | 217 | 208 | 186 | 185 |
脊椎 | 112 | 126 | 118 | 139 |
四肢(含:末梢血管) | 575 | 546 | 537 | 505 |
その他 | 4 | 5 | 10 | 14 |
計 | 2109 | 2057 | 2135 | 2218 |
福利厚生
育児支援制度 | 保育施設あり(近隣1箇所)、産前産後休暇、育児休暇、時短勤務可能 ◆ 保育対象年齢:日勤帯利用(3歳まで) ◆ 保育時間:原則7:30~20:00 |
---|---|
研究/学術活動支援 | ◆ 学会参加可能 ・参加、発表、認定医・専門医・指導医及びこれらに準ずる資格維持の為の出張:規程で旅費、宿泊費、日当、参加費支給(院長決裁) ・海外学会:演題発表時、理事長決裁で参加可(規程で旅費、宿泊費、日当、参加費支給) |
各種保険 | 健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険 ※医師賠償責任保険は個人任意加入 |
手当等 | ◆赴任手当 応相談(※一宮市内へ転居される場合) ◆住宅手当 ①医師住宅は単身 空きがある場合は利用可能 ②賃貸に入居する場合は一宮市内で上限50,000円/月として家賃半額補助 └契約時の敷金礼金は自己負担 └年俸制の場合は年俸組み込みのためなし ◆通勤手当 法人規定により交通費支給 └車通勤:可 └駐車場:あり(利用料金;2,000円/月) ◆その他 院内旅行、サークル活動(英会話教室など)あり |
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