社会活動

SOCIAL COMMUNICATION

地域だけにとどまることなく、継続的なミャンマーへの医療支援のほか国際協力を行っています。

主な国際協力

世界的諸問題に
向けた
協働・支援
(ブルキナファソの井戸)

途上国への支援と国際交流

大雄会の活動は地域だけにとどまりません。大雄会の使命である「人類を救う」ことの一環として、ミャンマーへの医療支援を継続的に行ってきました。医療の立ち遅れた国々に、日本の良質な医療の1%でも提供できれば多くの人を救うことができるのでは、との思いから活動はスタートしました。
1998年に放射線検査機器などを寄贈したことから始まり、定期的に各種医療機器を送ってきました。現地事情に詳しい企業のサポートもあり、寄贈以上に大切で大きな費用と手間を要する機器のメンテナンスも継続的に行い、今も多くのミャンマーの人々の治療に役立っています。
また、大雄会の医師や放射線技師が現地で講義や指導を行ったり、ミャンマーの医療スタッフの研修を大雄会で行うなど、ソフト面での支援もしてきました。
2016年1月〜2018年12月まで、ミャンマーのヤンゴン市内にあるビクトリア病院内、クリニックLEO Medicareにて診療を実施致しました。
日本人診療所の開設と運営に際しましては、関係機関および、診療所として頼りにしていただいた現地の日本人の方など、様々なご支援、ご協力を賜りました事、厚く御礼申し上げます。

大雄会とミャンマーの交流の歴史

1998年〜2004年

1998

11月 超音波画像診断装置1台 マンダレー総合病院へ寄贈
ベッド40台 ミャンマー保健省へ寄贈
検査機械13台 ミャンマー保健省へ寄贈

2000

4月 人工透析器5台 ヤンゴン総合病院、
マンダレー総合病院、
サンピア総合病院へ寄贈
ベッド40台 ミャンマー保健省へ寄贈
救急車1台 ミャンマー保健省へ寄贈

2001

12月 人工透析器4台 ヤンゴン総合病院、
マンダレー総合病院、
サンピア総合病院へ寄贈

2003

2月 MRI1台 サンピア総合病院へ寄贈
シールドルーム1室建設 サンピア総合病院へ寄贈
9月 放射線科医、放射線技師研修 大雄会にて、3週間実施
11月 第5回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて

2004

10月 CT1台 サンピア総合病院へ寄贈
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
1998年 寄贈式典にて理事長スピーチ
シールドルーム建設
CTの設置作業
熱心に講義を聞く医学生

2005年〜2009年

2005

4月 CT修理(基板送付) サンピア総合病院にて
7月 CT修理(基板) サンピア総合病院にて
MRI用フィルム200枚 サンピア総合病院へ寄贈
9月 超音波画像診断装置(エコー)1台 サンピア総合病院へ寄贈
ベッド10台 ミャンマー保健省へ寄贈
MRI用フィルム1,000枚 サンピア総合病院へ寄贈
11月 第6回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院、
サンピア総合病院にて

2006

7月 MRI修理 サンピア総合病院にて
ベッド61台 ヤンゴン総合病院
他10病院へ寄贈
超音波画像診断装置(エコー)1台 北オカラッパ総合病院へ寄贈
伊藤哲医師、
ヤンゴン第一医科大学名誉教授拝命
ヤンゴン第一医科大学にて
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
9月 回診車1台 サンピア総合病院へ寄贈
点滴スタンド8台 サンピア総合病院へ寄贈
11月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院、
サンピア総合病院にて

2007

6月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
ミャンマー保健省と覚書書
(Memorandum of Understanding)締結
保健省庁舎
(ネーピードー)にて
CT修理(ブレーカー交換) サンピア総合病院にて

2008

2月 第7回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院
6月 大雄会有志による募金送付 サイクロン被災地へ
9~10月 放射線科医研修 大雄会にて
12月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
超音波画像診断装置(エコー)1台 サンピア総合病院へ寄贈

2009

4月 自動計測血圧計10台 ヤンゴン総合病院、
サンピア総合病院他へ寄贈
覚書書
(Memorandum of Understanding)更新
保健省庁舎
(ネーピードー)にて
9月 医学雑誌575冊 ヤンゴン第一医科大学、
第二医科大学、
歯科大学へ寄贈
9~10月 放射線科医研修 大雄会にて
12月 CTメンテナンス(アクトセン社による) サンピア総合病院にて
第8回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
2006年 寄贈の記事が地元新聞に掲載
伊藤医師、名誉教授任命式
保健省にて覚書書署名式
大雄会にて放射線科医の研修

2010年〜2018年

2010

5月 自動計測血圧計1台 NPT総合病院へ寄贈
MRI修理 サンピア総合病院にて
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
看護師向け講義 看護大学等にて
9月 ベッド15台 ヤンゴン総合病院、
新ヤンゴン総合病院他へ寄贈
9~10月 放射線科医研修 大雄会にて
11月 超音波画像診断装置2台修理 サンピア総合病院にて
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて

2011

6月 CTメンテナンス(アクトセン社による) サンピア総合病院にて
伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
看護師向け講義 看護大学等にて
8月 ベッド23台 北オカラッパ総合病院、
サンピア総合病院へ寄贈
X線撮影用ベッド1台 サンピア総合病院へ寄贈
X線TVシステム1台 サンピア総合病院へ寄贈
X線装置1台 サンピア総合病院へ寄贈
9~10月 放射線科医研修 大雄会にて
11月 第9回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表

2012

6月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
9~10月 放射線科医研修 大雄会にて
11月 第10回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表

2013

6月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
11月 第11回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
経済産業省「日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業」に参加

2014

6月 伊藤哲医師による放射線科医学生向け講義 ヤンゴン総合病院にて
11月 第12回ミャンマー放射線学会 伊藤哲医師が発表
経済産業省「日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業」に参加

2016

1月 診療開始 ヤンゴンのビクトリア病院内
レオ・メディケアにて

2018

12月 レオ・メディケア日本人診療所閉院

その他

過去にはミャンマー以外にも中国、シンガポールの医療機関より研修生を受け入れるなどさまざまな国際協力を実施してきました。

EPA受け入れ

日本・インドネシア経済連携協定(EPA)が2008年7月に発効され、日本国内の病院・施設においてインドネシア人看護師候補者・介護福祉士候補者の受け入れが始まりました。大雄会では、2009年度来日の第2陣を受け入れ、看護師候補者3名、介護福祉士候補者2名が日本の国家資格取得に向けた知識の習得に励みながら、医療・介護現場での実務に取り組んでいます。一人でも多く国家試験に合格して、より重要な戦力として当法人で活躍し、いずれ母国へ帰った後も日本の水準の医療・介護を広く教示できるような人材となるよう、法人としても多方面からサポートしています。

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