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遺伝相談室

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概要・特色

2014年1月より、遺伝性腫瘍の患者さまを対象にして、カウンセリングと遺伝子検査を行う遺伝相談室を設立しました。
当面は、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)を対象に、がんの既往歴があり、通院・入院中の患者さまを対象としています。
今後、リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)、家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)を対象にする予定です。

遺伝相談室について
  ・ 対象
  ・ 外来日
  ・ 予約方法  
遺伝性腫瘍について
  ・ 家族性(遺伝性)腫瘍の特徴
  ・ リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)について
  ・ 家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)について
スタッフ紹介






遺伝相談室について


当面は、乳がんの既往歴があり通院している患者さんや乳がんで入院中の患者さんを対象にまずHBOCを疑う患者がいないかの一次拾い上げを行い、可能性の高い方に対しては遺伝カウンセリングを受けることを勧めていきます。

※遺伝カウンセリングおよび遺伝子検査は自費診療になります。


HBOCの遺伝カウンセリングにおいては今後より良い予防手段が取れるように以下の情報を提供していきます。
1.本人と家族のがんリスクとBRCA遺伝子の病的異常が見つかる可能性について
2.遺伝子検査のメリットとデメリットと意義
3.リスク情報と予防方法の選択


対象


現在は、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群を対象として、
・大雄会クリニックに通院中の患者さま
・総合大雄会病院にご入院中の患者さま
・乳腺外科のご紹介患者さま
・ルーセントクリニックの患者さま
を対象としています。

今後、遺伝性腫瘍の対象をリンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)、家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)にも拡大し、HBOCをはじめ遺伝性腫瘍の患者さまおよびご家族(血縁者)の皆さまのがん予防の支援を行っていく予定です。

・ 遺伝性腫瘍について
・ リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)について
・ 家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)について


外来日


遺伝相談室は以下の施設で外来を行っています。(各施設で外来日が違いますので、ご注意ください。)

・総合大雄会病院:水曜日 13:30〜 土曜日 9:00〜
・大雄会ルーセントクリニック:第2、4金曜日 13:30〜

総合大雄会病院建物
名称総合大雄会病院
所在地〒491-8551
一宮市桜一丁目9番9号
Tel0586-72-1211(代)
休診日日曜 祝日
12月31日〜1月3日
4月3日(開院記念日)

ルーセントクリニック建物
名称大雄会ルーセントクリニック
所在地〒451-6003
名古屋市西区牛島町6番1号
名古屋ルーセントタワー3階
ルーセント・ウェルネスセンター内
Tel内科・婦人科 052-569-6031
休診日土曜 日曜 祝日
年末年始


予約方法


現在は、乳腺外科にかかられている患者さまおよびご家族(血縁者)の皆さまを対象にご案内しています。
週2回の外来を行っています。

受診をご希望の方は、下記にお問い合わせいただくか、あるいは主治医までご相談ください。

予約電話番号 0586-72-1211(代)
          外来入院支援センター
電話受付時間 月〜金 10:00〜16:00

・完全予約制となっております、
・ご予約時に、お名前やご相談内容などをお伺いいたします。
・相談室は自費診療で、保険適応ではありません。
・相談内容および個人情報に関しては、固く保護されています。


遺伝性腫瘍について


遺伝子や遺伝のメカニズムが関与する発症前診断可能な疾患には大きく分けると出生前胎児診断と遺伝性腫瘍症候群があります。

家族内集積性腫瘍症候群はあくまでも家族内に腫瘍患者が集積している状態をしめし、その中でも世代ごとの個人に50%の確率(優性遺伝)でこの遺伝子変異が受け継がれていく腫瘍症候群を遺伝性腫瘍症候群と呼びます。

 家族性(遺伝性)腫瘍の特徴

家族性(遺伝性)腫瘍の特徴
家族性(遺伝性)腫瘍の特徴
家族性(遺伝性)腫瘍の特徴
(出典:外部顧問 近畿大学 理工学部 生命科学科 田村和朗教授 提供)


遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)については、2013年5月、アメリカ合衆国のアンジェリーナ・ジョリーという女優が遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)と診断され、乳がん発症前に両側乳房切除術を受けられたことは、記憶に新しいことと思います。

HBOCの場合はBRCA1/2遺伝子の病的変異が原因です。
この遺伝子に変異があると若くして乳がんになり、その後、反対側の乳房もがん発症、また卵巣がんを発症するリスクが高くなります。

患者さまの子どもさんに、50%の確率でこの遺伝子変異が受け継がれ、この方もがんのリスクが高くなります。このようにがんのリスクの高い方たちの遺伝カウンセリングの目標は今後のがん発症を予防するということになります。

 【リンチ症候群】(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)について

リンチ症候群の方は大腸がんや子宮体がんを発症することが多いのですが、卵巣がんも10%程度の方が発症するといわれています。その他にも、胃がん・小腸がん・泌尿器がんなどの発症もあり、原因となる遺伝子(MLH1、MSH2、MSH6、PMS2など)の変化もすでに分かっています。家系内に大腸がんや子宮体がんを発症した人はいるけれど、卵巣がんは自分が初めてという方でも、リンチ症候群のあてはまる可能性があります。

 【家族性大腸腺腫症】(家族性大腸ポリポーシス)について

家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)はAPC遺伝子と呼ばれる細胞の増殖分裂を抑える遺伝子の突然変異が原因です。そのため、大腸がんを発生する危険が極めて高い疾患です。25歳までに1%、40歳から60歳までに50%、生涯で90%以上の確率で大腸がんが発生するといわれています。予防的に全大腸切除を行うこともあります。親や兄弟姉妹の中に家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)患者がいる場合、まず大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。


大雄会では、遺伝性腫瘍の問題に対して、カウンセリングや遺伝子検査を行うことで、患者さまおよびご家族(血縁者)により良い医学的管理や予防手段が取れるように情報提供をしていきたいと考えています。


スタッフ紹介


相談室長
医師 大雄会第二医科学研究所所長 大圓修身
認定遺伝カウンセラー
保健師 吉田ひとみ
外部顧問
近畿大学大学院 総合理工学研究科 理学専攻(遺伝カウンセラー養成課程担当)
近畿大学 理工学部 生命科学科 教授 田村和朗

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