大雄会の役割

PART

急性期医療を
担う病院として
地域医療
ネットワークの
中核となる。

大雄会は
施設完結型から
地域完結型医療の
中核へ。

日本の医療提供システムは、従来の「施設完結型医療」から、地域全体で患者さまに必要な医療を提供する「地域完結型医療」へと急速に移行しており、尾張西部地区においても地域医療ネットワーク化は着実に進展しています。こうした状況において大雄会に求められているのは、急性期医療を担う病院として、救急医療と高度専門医療の提供にあると私たちは考えます。

先進的医療と地域連携

高度化・多様化を続ける医療ニーズに対応するため、最新の技術や設備の導入だけでなく、機能や組織も時代の変化に応じて柔軟に改革を進めています。
2006年9月に完了した総合大雄会病院のリニューアルでは、高度な救急医療の対応を可能にするとともに、紹介外来機能を充実させ、地域の医療機関とのより緊密な連携を推進するための体制を整備しました。
また積極的に導入を図ってきた医療機器を活用して、的確な診断と専門的な治療を行う診療体制を今後も強化していきます。

救急医療

総合大雄会病院の救命救急センターは、24時間365日体制で、緊急かつ重症度の高い患者さまの診療にあたります。
脳疾患、心疾患、熱傷、多発外傷、複数の診療科領域にわたる重症疾患などの緊急治療に対応し、必要に応じて上階の中央手術部、集中治療センターへ専用エレベーターで搬送し、治療を行います。
また災害や緊急時に対応するため、屋上にヘリポートを設置。迅速な救急医療を提供します。 

予防医療への取り組み

予防医療は予防時期と方法などによって、いくつかの段階に分かれています。

一次予防は疾病の発生を未然に防ぐこと。
生活習慣の改善や予防接種などがこれにあたります。
二次予防は病気を早期発見して治療すること。
早期に発見・治療すれば、がんなどの病気でも治癒率が高まり、身体・経済的な負担も軽くなります。

大雄会は1989年に健診センターを設立し、二次予防に取り組んできました。「健診は病気が現れてない時に診断するのであるから、より精度の高い医療機器が必要である」との考えに基づき、積極的に診断機器や技術を導入。がんの発見に有効とされるPET(ポジトロン断層撮影法)を使った健診コースも用意し、病気の早期発見、診断につとめています。

また、2002年に遺伝子検査の導入に向け専門の研究機関「大雄会第二医科学研究所(現在は、「大雄会医科学研究所」に改称)」を開設。遺伝体質的に将来かかりやすい病気を予測し、その病気にかからせないようにする、すなわち0(ゼロ)次予防の実現に力を注いでいます。

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